六助の紹介と腫瘍になった言葉

初めまして。
中学卒業後から部活指導に20年近く関わり続け、気付けは100人以上の思春期と共に自分も思春期を過ごした部活指導員六助と申します。
これだけで身バレしそうで少し怖いですが、私もようやく思春期の時の自分を抱きしめたい、「大丈夫だよ」と伝えられるようになったので、思春期のお子さんを持つ保護者の皆さんと、現在中高生の皆さんの未来を考えるための一つの材料になりたいな
とブログを書き始めてみました。

これはあくまで六助の一例なので、皆様に当てはまるかはわかりません。
でも、私の後悔や失敗談、逆に功を奏したことなど、
皆さんの糧になる事が1つはあるかもしれませんので、少し読んでいっていただけたら幸いです!

少し六助の話からさせていただこうかと思います。
六助は現在アラフォー。職業は音楽系と濁させていただきます。

その職業を選ぶ事で、中学生の自分にやっと区切りがついた…

いえ、どちらかというとシコリが摘出されたといったほうがしっくりくるかもしれませんね。

この年まで思春期のモヤモヤが尾を引くとは思いませんでした。
でも意外と私だけではないのではないでしょうか。
この記事を見ている保護者の皆様も1つくらいはありませんか?

以外と子供たちが必要としている話はそれなのだと、つい最近気づきました。
大人らしい、しっかりとした意見ではなく、あやふやでも自分と同じ気持ちだった時の言葉が必要な時が多くあったりします。
それに気付かせてくれたのは、私の今の師匠です。

六助は20年以上母校の部活動に携わってまいりました。
かなり稀有なことですよね。母校の歴史を校長先生より語れるくらいです。
それも、この部活が音楽系で技術指導できる顧問の先生がいらっしゃらなかったのが大きいです。

私はこの楽器が大好きで、とにかく続けたい、触れいてたい、考えていたい。
高校は自転車で家から10分程度で通えればどこでもいい。
併願は家庭の事情でできないので(この話はまた次回)都立一本。
それくらいでした。
そこら辺からして色々考えが甘いのですが、私はそれくらいその楽器のことだけで頭がいっぱい。進路を考える上で、釘を刺されたことがありました。

「好きなことは仕事にしてはいけない
仕事になったら嫌いになってしまうから。
職業にしている人は尋常じゃない精神を持っている人なんだ」

これはこの年になるまですごく私を縛っている言葉でした。
これを言ったのは当時の私の指導者。たぶん、この方の時代はそうゆう考え方が、幸せに生きる方法だったのかもしれません。
ただ、その時の私はこの方に対して絶大な信頼感をもっておりました。
母はこの時から、この方の考え方に心酔している私をすごく心配していました。
母は訳あって専業主婦。社会経験の少ないため、母の心配する言葉に
あの時は「お母さんはわかってない」と思っていましたが、わかってないのは私のほうなんですけどね。

大人になった今、母にはめちゃくちゃ申し訳なかったと猛省。謝罪しました。


学生たちに言っているのは、

「好きなことは小さな趣味でも武器になる。貫け。」

好きなことは本当に強いです。
好きなことが分からない、と言う子も居ます。
「心配するな。ある日突然できか、何が好きか分かるから」
そう伝えています。
見つかるまでどうするか、それはこれから少しずつお話していきます。

ただ一つ言えるのは、
遠回りだったとしても、どれをとっても無駄では無いこと。
集大成のように全てが活かされる瞬間が訪れる時が来ます。
そうなるには自分の「行動」が全てのカギになってきます。

大丈夫だよ。大人だって未来は分からないもん。

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